お山くらし日記

八ヶ岳南麓のくらし

2020-01-01から1年間の記事一覧

早いもので・・・

引っ越し業者がお休みに入る直前の年の瀬 慌ただしく移動をしてから まもなく2年が経つ 標高約1000メートルの生活にも 心身共に だいぶ馴染んできた アポなしの訪問にも すっかり慣れてきた 仕事の手を止めて 突然の訪問客と過ごすことが 楽しくなってきた自…

手シゴト

11月に入るとお山くらしでは 冬支度が始まる タイヤの交換 雨樋のお掃除 少しづつ室内の大掃除 保存食をいろいろと仕込む 今年は初めての柿酢作りに挑戦 野草・葉・枝のブレンド茶つくり 花や野菜の種取り 木々の剪定..... そして年が明けたら 人生で初めて…

カリモノ

長雨の後の晴れ間 潤いを含んだ風が頬を撫でていく 来週のフリーマーケットのために 出せそうなモノはないかなーと 納戸でお宝探しをしていると 懐かしい民芸品たちが出てきた それを眺めながら 学生時代 西洋民芸品を売る店で アルバイトをしていた時に出逢…

お山くらしの楽しみ

風や陽の光に 秋の気配を感じるようになってきた 朝晩は窓を開けたままでは肌寒い とはいえ日中 晴れた日は日射しが強く 部屋の中では扇風機をまわしている まだまだ蝉たちの大合唱が聴こえる お山くらしを始めてから 春から夏にかけては やることは日々盛り…

To bee , or not to bee , that is the question.

梅雨が明けてから サンサンと陽光が降り注ぐ日々 長雨で十二分に水分を蓄えた地中から 一斉に草たちが成長を始めた 梅雨の最中 蜂の巣箱の一つから 蜂さんたちがある日突然 逃去した 前兆としては さなぎの死骸が2日間ほど続けて 10匹くらい落ちていた 地元…

スギナのきもち

雨の日が続き お茶をいただく機会が増えてきた 庭のスギナを乾燥して 焙煎したものに その時の気分で ハーブを摘んできて 毎回違うハーブティーを楽しむ 今のお気に入り 地元の方にスギナを “お茶にして飲んでいる“と言うと びっくりされる 農家の方々にして…

百花ミツ

梅雨の晴れ間に 初めての採蜜 一年前に置き始めた一つ目の巣箱 蜂たちがコツコツと巣造りをして おすそ分けを頂くのに 十分な大きさになっていた 蜂の先生曰く 西洋ミツバチは 養蜂家の意のままに 沖縄から北海道まで 花を求めて 巣箱を移動しながら 採蜜を…

そこここにアリ

梅雨もちょっと休憩 庭仕事をしながら 風に揺れる木々や草花が目にやさしい スイカズラの香りを風が運んでくる 蝶や鳥たちがにぎやかに飛び回っている 晴れた朝は 縁側にいると 一匹のニホンミツバチが “おはよう〜! 今日もこれからお仕事開始だよ〜“と 挨…

天空のアート

幼少時代から空を見るのが好きだった 学生時代はボーッとしたい時に 空を見るお気に入りのベンチがあった 仰向けになって 流れていく雲を眺めていると 心が透明になった お山くらしの嬉しいことの一つは 空がとにかく広いこと 先日 ご近所の友人に 近くの素…

森のオト

この季節の森は 一年中で一番賑やか 朝のBGMは鳥たちのシンフォニー 一番高い所からカッコウ 続いてウグイス 地上ではキジ 遠くの方から アカゲラが木に穴を開ける音 そして小鳥たちのささやき 先日初めての分蜂を終えて ニホンミツバチのお家は3軒に増えた …

朝のオシャベリ

朝 ストーブに火を入れなくなり まず庭に出るようになった どんなこたちが顔を出しているかな ワクワクしながら長靴をはく ヒトリシズカのおしゃべりに耳を澄す この村は昨年よりもにぎやかね〜 コゴミたちのミーティングは 輪になって楽しそう 木々たちも …

縄文ジカン

昨日まで20㎝ほど積もっていた雪は 昨晩の雨と今朝から降り注ぐ陽光で 午後にはあっという間に消えていた 気温が10度を超え始めて ニホンミツバチたちも 久しぶりに外出している 八ヶ岳南麓は 日照時間が長いので 雪が降っても あっという間に溶けてく ここ…

フユよ来い

朝 障子を開けると 魔法にかけられたような 眩しい世界が広がっていた しばらく時を忘れて 見とれていたら あっという間にお迎えの時間 東京に住む友人の多くは 冬の八ヶ岳は寒いでしょ 雪深いでしょ 暖かくなったら遊びに行くわね と言う 山眠る この時期 …